素人の性癖公開に興味が無い
私は二次創作が好きなオタクである。ぶっちゃけていうと腐女子だ。Twitterは二次創作が見たくてやっている。
今回書きたいのは、素人の一次創作に心のちんぽがまったくたたないということについてだ。
私はとにかく他人の一次創作に興味がない。それがどんなに二次創作で好きな人であったとしても、一次創作に興味がない。むしろ、「気持ち悪いな(創作行為ではなく、作品の内容について)」と感じる。
なぜ興味がないのか、自分でもよくわからなかったのだが、やはり、二次創作ではすでに対象のイメージが共有できている点が大きいなと気づいた。
めちゃめちゃ当たり前のことを書くので、「あっそ」という方は読んだ後「あっそ」と思ってください。
私はとにかく、「推しがかわいくてしかたない」タイプだ。つまり、固定カップリングというよりも、推しが受けならなんでもおいしいタイプのオタクだ(実際にはリバなどもいけてしまうのだが。それも推しと周囲のキャラとの関係による)。
こんな人間はおそらく、女オタクが好きな「関係性」をそんなに重視しない。とにかくそのキャラが好きなのである。
だから、他人の生み出したキャラたちがどんなに好みのシチュエーションでイチャイチャしたとしても、さざ波さえ起きない。ぜんぜんちんぽたたない。
推しているキャラにしか興味がないので、知らない人間の、よくわからない性癖が生み出したキャラはほとほと興味がない。
たとえば、長髪美青年ばかり好きになってしまう人間がいるとする(私のことだ)。どんなアニメやゲームを見ても、どうしても長髪美青年ばかり好きになってしまう。しかも銀髪だ。なぜ??
そして、ある日私の大好きな二次創作作家が、「うちのこです♡」と言って、私の好きな要素をふんだんに盛り込んだ長髪美青年をTwitterにアップしたとする。
私はどう思うか。
「この人こういうのが性癖なのか……へぇ……」
やや引く。そもそも、私は「うちのこ」と自分のキャラクターを呼ぶ類の作家が好きになれない。「うちのこ」と呼んでいるというだけで、よくわからないがその人の性癖が満点に盛り込まれた異物、みたいに感じてしまう。
ここではたと気づいたのだが、もしかして私は、他人に興味がない?そういうこと?そうかもね?
なるほど。
それは置いておくとして。
とにかく素人の性癖を見せつけられることが苦痛だ。それはおそらく、商業モノでも同じだ。商業モノといっても、なにもBLのことだけではない。そうそう、私は商業BLにほとんど興味が無い。他人のBLにおける性癖になんか興味が無いからだ。たぶん自分の性癖にしか興味が無い。
しかし、作者の性癖が見え透いているもので、大ヒットしているものを知らない。私がものを知らなすぎるだけかもしれないが、それでも、ヒットしている作品(主にマンガ)は、あまり個人の性癖がみえない、もしくは上手に隠してある。
そこがプロと素人の違いなのかもな?編集者ではないからまったくわからないが。
ただ、二次創作における他人の性癖はたくさん浴びたい。前述したとおり、共有している「推しのイメージ」があるからだ。頭の中で自分の性癖として置換可能だからだ。
置換可能な装置としての「推し」がいないと、他人の性癖なんて飲めたもんじゃない。
なおこれはすべてブーメランだ。わかってる。
まったくまとまりがないが、終わる。
次回はマイナージャンルについて書きたいと思う。